パールボウルトーナメント・胎内ディアーズ対オービックシーガルズ

5月6日、新潟県中条町で開かれた、3年遅れで開幕した「2020パールボウルトーナメント」・胎内ディアーズオービックシーガルズを見てきました。

胎内ディアーズは元々鹿島建設アメリカンフットボール部で、平成24年に事業主体を同社から大手建材メーカーのリクシルに移管しました。令和に入ってから本拠を新潟県中条町に移し、チーム名も改めました。新潟県におけるアメフットの普及促進を目指しています。また、同町にある開志国際高校や、新潟市にある新潟大学アメフット部があり、出身者の活躍の場を提供することも狙っています。

前半は攻守拮抗で、シーガルズフィールドゴールで先制。

後半からエンジンがかかりました。RBの西村七斗選手(背番号32)や李卓選手(背番号29)、WRの大河原陸選手(背番号30)などが大活躍しました。

QBは小林優之選手(背番号15)、かつての名QBであった菅原俊選手のトレースかと感じました。

試合は0対24で、シーガルズが勝ちました。
ただ、今回、残念だったことがあります。それは、訪れたシーガルズブースターの少なさと、チアが来てくれなかったこと。
同時刻に、シーガルズの本拠である習志野市内の飲食店でPVをやったのですが、チアの一部も盛り上げに協力したことから、そちらのほうが、スタジアムよりも大歓声で盛り上がったのではないかと勘ぐってしまいました。スタンドも、PVも、参集した人数は同数だったようです。
遠隔地のビジターであっても、ブースターが多く集まり、チアが盛り上げることが、選手にとっての大きな発奮材料になります。行けないブースターのためにPVをすることは悪く言いません。でも、何よりも、遠隔地でもブースターを集め、盛り上げることが一番大切だとイッキマンは考えます。