Ikkiman Story【第2章】

しばらく途絶え、すみません。

非常に短いですが、小説を書いてみました。

主人公は前回と同じく、プロフットボーラー・イッキマンです。

 

Ikkiman Story【第2章】

リーグも開幕し、僕のいるハッテム・スペルマンズはホームで開幕戦を迎えた。

相手はマラポリス・フライズ。

コイントスの結果、スペルマンズのキックオフ・フライズのレシーブで試合が始まった。

ラインバッカーである僕の見せどころだ。

最初のプレーはタックルし損ねたが、2回目のプレー、

2nd down 8 to goでフライズはショートパスを試みた。フライズはショートパスを多用した「ウエストコーストオフェンス」で安全確実なゲインを狙うことが多い。

読みは当たった。ボールがスナップされるや僕は向きを変え、右側のワイドレシーバーであるジャモカに向かって走った。

間に合った。ボールが届く前にタックル!f:id:ikkiman:20190927000939j:image

そして僕は一言

「どうだ?僕のタックル、気持ちいいだろ?きょうはもっともっと気持ちよくさせてやるぜ」

当然ながら、ジャモカは「よせや」とビビったが、満更でもない様子だった。

開幕戦はスペルマンズの勝利だった。僕はこの試合で7タックル。そのうち3つはジャモカを狙っていた。

試合が終わったら、呼び出してやろっと。