しばらく途絶え、すみません。
非常に短いですが、小説を書いてみました。
主人公は前回と同じく、プロフットボーラー・イッキマンです。
Ikkiman Story【第2章】
リーグも開幕し、僕のいるハッテム・スペルマンズはホームで開幕戦を迎えた。
相手はマラポリス・フライズ。
コイントスの結果、スペルマンズのキックオフ・フライズのレシーブで試合が始まった。
ラインバッカーである僕の見せどころだ。
最初のプレーはタックルし損ねたが、2回目のプレー、
2nd down 8 to goでフライズはショートパスを試みた。フライズはショートパスを多用した「ウエストコーストオフェンス」で安全確実なゲインを狙うことが多い。
読みは当たった。ボールがスナップされるや僕は向きを変え、右側のワイドレシーバーであるジャモカに向かって走った。
間に合った。ボールが届く前にタックル!
そして僕は一言
「どうだ?僕のタックル、気持ちいいだろ?きょうはもっともっと気持ちよくさせてやるぜ」
当然ながら、ジャモカは「よせや」とビビったが、満更でもない様子だった。
開幕戦はスペルマンズの勝利だった。僕はこの試合で7タックル。そのうち3つはジャモカを狙っていた。
試合が終わったら、呼び出してやろっと。