日本製ヘルメットの可能性

先日、オービックシーガルズの練習見学会に参加し、脇田マネジャーがこんな話をされていました。
要旨、「円安でヘルメットの価格が上昇し、新調しにくくなった。なので大切に扱い、退団選手から新人選手に引き継いでいる」と。
アメフトのヘルメットはRiddellやschuttなど米国のメーカーが作っていて、日本のチームでもそこから発注しなくてはいけません。そのため値段は関税や貨物運賃が加わり高額になります。さらに為替変動でさらに上がることも。
これが、日本や極東アジア諸国でアメフトが普及しにくい一因になっていると僕は感じます。
だからこそ、ヘルメットメーカーは、日本に製造拠点を設けるべきです。
日本に製造拠点があれば、国内や極東アジア諸国のチームへ安価にヘルメットを供給できますし、為替が変動したさいには日本から米国へも供給できるからです。

採寸データやデザインデータは電子的方法でやり取りできますし、不可能ではありません。
アメフトの未来のためにも、グローバル化推進のためにも、考える余地はあります。