今年も、この日が来ました。
アメリカンフットボールの母国•アメリカ合衆国を痛めつけたニューヨークでのテロから、23年。
プライドを傷つけたテロ組織へのリベンジを誓うため、NFLではヘルメットにアメリカ国旗のシールが貼られました。
僕が持っているヘルメットにも、母国と競技への敬意と尊敬を示すため、アメリカ国旗のシールを貼っています。
僕は、アメリカンフットボールと、アメリカ合衆国が大好きです。
母国がいつまでも平和であることを、祈念しています。
I love United States of America！
I love AmericanFootball！
AmericanFootball is No.1！
AmericanFootball is great！
昨日、習志野市秋津運動公園でのＸリーグ秋季第一戦•オービックシーガルズ対電通キャタピラーズを、見てきました。
最初は電通の猛攻がありましたがフィールドゴールでの先制に抑え、そのあとはオービックが息を吹き返し、リードを取り続けます。
オービックの先発QBは新加入のタイラー•クルカ選手(背番号17)。パス•レシーブも難なくこなした印象を持ちました。
攻撃面ではRBの李卓選手(背番号29)•西村七斗選手(背番号32)、WRの西村有斗選手(背番号84から５へ変更)の活躍が光りました。
最終スコアは38対３、オービックシーガルズが秋季初白星を決めています。
日大アメフットの大麻渦ですが、２〜３名程度の処分で済むと思っていましたが、想像より拡大の様相を見せています。一部メディアでは、100名以上になるとか··だけでなく、指導陣のパワハラも問題視されています。
あの事件から５年、傷ついた「赤い鳳凰の翼」は癒えたように見えましたが、さらなる傷を負うようになりました。
イッキマンとしては、この大麻渦とパワハラは、相関関係があると考えるのです。
技術向上が遅れている選手や、試合で結果を出せていない選手を必要以上にしごき、暴力を振るって指導拘束する。その結果、精神的に追い詰められ、鬱状態になり大麻などの薬物に手を出したのではないか。そのような見かたができます。
あの事件以後、日大アメフットの体質は変わっていないとしか、思えません。あれだけ大麻渦が拡がっているのは、いまの日大アメフットの礎を作った篠竹監督を失って以後、スパルタ路線に走り、真綿で首を締めるようにジワジワと変質していったからではないのかと。こうして、寮内において「優秀選手と落ちこぼれ選手との差」ができ、落ちこぼれ選手たちが憂鬱状態から逃れるためにさまざまな犯罪に走ったのではないかとも、考えます。いま、OBたちに話を訊いたら、げに恐ろしい真実が出てくるかも知れません。
いまは、選手個々の技量や個性が尊重される時代です。スパルタや連帯責任は時代の趨勢に合いません。日大アメフットは時代がどう変わろうと、そのような前時代的なやりかたを押し進めていました。
それをやめないと、赤い鳳凰は再び高く飛び上がることは、できません。
